なぜ私は「買主専門」にこだわるのか|京都の土地探しで後悔しないために
はじめに
京都で土地から家づくりを考える方とお話ししていると、
「何から見ればいいのか分からない」
「この土地で本当に大丈夫なのか不安」
そんな声をよく聞きます。
私自身、建築士として多くの家づくりに関わってきましたが、 土地選びの段階で“家づくりの良し悪し”が決まってしまうケースを何度も見てきました。
だからこそ、私は 買主の未来を守る立場で土地を見ること に強い意味を感じています。
※「買主専門ってどういう意味?」という方はこちらで詳しく説明しています。
→ 買主専門店とは?(買主の立場だけに立つ不動産会社のこと)
買主が不利になりやすい理由

売主の要望が優先されやすい
特に人気エリアでは、 「この条件で買ってくれるなら売ります」 という売主側の主導で話が進むことが多く、 買主が交渉しづらい状況になりがちです。
不利な条件が“十分に”説明されない
説明はされても、 それが将来どんなリスクになるのか までは踏み込んでくれないケースが多いです。
「売れればよい」という仲介業者が多い
不動産の世界は、どうしても買主が不利になりがちです。 これは、買主の知識不足ではなく、構造的な問題です。
残念ながら、 「売った後のことは知らない」 という姿勢の不動産会社も少なくありません。
買主が本当に知りたいのは、 買った後に困らないかどうか なのに、その視点で説明してくれる人が少ないのが現実です。
実際に起きた“後悔につながる例”

土地の境界線が曖昧なまま買ってしまった
購入後、お隣さんから 「境界線はここではない」と指摘され、 結果として希望の間取りが入らなくなったケース。
擁壁を補修しないと安全に家が建てられない
家づくりのタイミングで工務店に土地を見てもらったら、 擁壁の補修工事が必要と判明し、 家づくりの予算が大きく削られてしまったケース。
こうした問題は、 土地を買う前に分かっていれば避けられたことばかり。
だからこそ、買主側に立つ専門家が必要なのです。
買主専門だからできること

買主専門であることで、私は「この土地はこういう条件で買うべきだ」「この条件が通らないなら、買うのはやめたほうがいい」と、はっきりお伝えすることができます。
これは、「家族が安心して暮らせる家を建てること」という買主の本当の目的を深く理解しているからこそできることです。
リスクや問題を共有し、買主の立場で交渉できる
土地の問題やリスクは事前に買主と共有し、問題をクリアする方法やリスクを回避する方法をご提案いたします。 その上で、買主の立場で、より良い条件になるよう交渉することができます。
建築コストを見通しながら土地を検討できる
土地だけで判断するのではなく、「この土地に家を建てたら、どれくらいの費用になるか」 を見通しながら検討できます。
土地の価格が安くても、 インフラの引き込み工事や擁壁工事で大きな追加費用がかかることもあります。 そのリスクを事前に把握し、買主が後悔しない選択ができるようサポートします。
建築家・工務店と連携して、家づくりをスムーズに進められる
設計者や工務店が決まっている場合は、 プランニングに必要な情報を共有し、 家づくりがスムーズにスタートできるようお手伝いします。
さらに、申請業務や工事で気をつけるべき点など、 建築士としての経験をもとに必要な情報を整理してお伝えします。
これは、私自身が一級建築士として住宅設計に携わってきたからこそできることです。
京都の土地で特に注意すべきポイント

京都の土地には、目に見えない難しい問題が潜んでいることがあります。 外から見ただけでは分からないため、買ってから気づいて後悔するケースが少なくありません。
土地を見るとき、最低限チェックしたいのは次のポイントです。
- 境界線がはっきりしているか?
- 越境物はあるか?
- 境界塀の所有者は確認できるか?
- 道路の持ち主は誰か?(私道か、公道か?)
これらは、京都の土地で特によく問題になります。例えば、 境界線が曖昧なまま購入してしまうと、境界トラブルの当事者になってしまう可能性があるだけでなく、もしかしたら、住み始める前にお隣さんと関係性が悪くなることも十分に考えられます。本来なら、困ったときに助け合うべきお隣さんと、住み始める前に仲が悪くなってしまう…。そんな状況で何十年も生活することを考えると、ぞっとしますね。
これは、 “買ってから後悔しないように、どんな条件で買うべきか?” という視点がないと見落としやすいポイントです。
最後に

土地を買うことはゴールではありません。
本当の目的は、家族が安心して暮らせる家を建てること。
そのために、買主の立場で、建築士の視点で、買主の未来を守る土地提案をしていきたい。
それが、ろっけん不動産が「買主専門」にこだわる理由です。
京都で土地探しを始める方は、まず「境界」「擁壁」「道路」だけでもチェックしてみてください。
もし判断が難しい場合は、いつでもご相談ください。

